【中国・墓不足問題 高齢化と地価高騰】遺骨を安置できる場所がない

今日の日経新聞には実にショッキングなニュースが掲載されていた。その見出しはこうだ「中国、さまよう遺骨―地価高騰で墓地買えず、老朽マンションに安置」。

中国都市部では地価高騰が続き、それはマンション価格だけでなく墓地の価格にも影響し、お墓を買えない人が増えているそうです。

出典:2016/05/08  日本経済新聞 朝刊

日本の26倍の国土を持つ中国で、墓地不足が深刻化している。都市部の地価高騰により、お墓を買えない人が急増。散骨が人気を呼び、郊外の老朽マンションを遺骨の置き場所として購入する動きが広がる。年間死者数は1千万人に上り、高齢化のペースも速い。永眠の地を求めてさまよう遺骨は今後も減りそうにない。

<中略>

 上海など沿岸部の大都市では経済成長とともに地価上昇が進んだ。価格高騰は当然墓地にも及ぶ。それどころか1平方メートル単価で比較すると、マンションより高い。上海の中心部では1平方メートルあたり平均9万元(約153万円)と、マンションの4倍の水準だ。

中国では火葬が定着しているが、家族ごとに同じ墓を建てるのではなく、個人がそれぞれ墓を購入することが多い。この風習も価格高騰と供給不足の背景になっている。

一方、崇明島のマンションは40平方メートルの部屋が15万元。墓地の利用期間が最長20年と決められているのに対し、マンションなら70年間使い続けられる。

人の悩みはどこまでも…

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人口が増えればそれだけ死ぬ人も増える。

しかし土地の広さは変わりません。

人が増えれば、経済が発展すれば、それだけ多くの資源を消費するようになります。

限られた資源を求めて争い合う構図はもっと激しくなっていくのでしょうか。

 

生きている間は住宅ローンに悩まされ、死んだ後はお墓のローンに「家族が悩まされ」・・・なんて世の中になってしまうのでしょうか。

人間の悩みは尽きませんね。

 

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