【その本は誰の為か?】書く人、作る人、読む人

世の中には本を出したいと考えている人は多いらしい。

今日はある出版社の方とお話をする機会がありました。せっかくなので色々と疑問をぶつけてみました。

 

世間話

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出版社の方がウチに問い合わせをしてくるということは、120%営業のお話なわけです。「自費出版しませんか、今なら半分くらいは弊社でも費用負担しますよ」と、まぁそんな感じ。(今日の出版社がそう言ったわけではありません)

そういう話が来ることは想定しているのですが、せっかくお越しいただいたからには色々と聞いてみたい。いきなり営業の話は野暮というものでしょう。

自己紹介をしながら他愛もない世間話をします。

 

本を出したい日本人と出版社

日本人というのは多くの人が本を出したいと考えるそうです。それが社長さんやお医者さん、コンサルタントと呼ばれる人種だと尚の事その気持が強いとのこと。そして、それらの人たちは、本を出版することで自身の営業ツールとして使うそうなのです。

 

今日営業に来てくださった出版社の方は、社会人3年目。

純文学が好きで、どうしても出版社に入りたいと願い、新卒で今の会社に入ったそうです。

純文学が好きで、どうしても出版社に入りたいと願った彼女が、素人に本を出版してもらう営業職についている。・・・複雑な感情だろうなと思いつつ。もはや、今の彼女のストーリー自体が本になるんじゃないか?と思いながら話を聞いてしまいました。

 

純文学が好きという彼女に好きな作家さんを聞いてみたところ、「サリンジャー」と答えた。

「うん、うん、サリンジャーね。どちら様ですか?」というレベルで小説を読まない僕に、「ライ麦畑でつかまえてって知ってます?」というヒントを下さった。

 

それならわかるよ!読んだこと無いけどな!

ということで、

さっそく買いましたよ「ライ麦畑でつかまえて」。

タイトルを聞くにラブコメかと思っていたんですが、Amazonのあらすじ見たら全然違うんですね。

Kさん、あなたのお話に影響を受けてこの本買いましたよ!(御社の本じゃなかったけど。)

 

夢を売る男 百田尚樹

「夢を配る男はナポレオン」

「夢を追う男は阿部雅龍さん」

「夢を売る男は百田尚樹さん」

男というのは常に夢を見ながら生活しているんでしょうか。

 

今日、出版社の方とお話するにあたりどうしてもぶつけてみたかったのはこの本の話です。

簡単に説明すれば、「本を出したいと考える人に、自費出版の話を持ちかけ、あの手この手でお金を引き出していく敏腕編集者のお話」。出版社には耳の痛い話が書かれた本です。笑

遠回しに、遠回しに、今日の営業担当の女性に「この本どう思います?」って聞いてみたんですが、苦笑いされてしまいました。

 

よくよく見てみるとこの本、文庫本で幻冬舎からも出版されているんですね。。。なんとも商魂たくましい。。。

 

本を出すことは誰のためなのか?営業ツールのための本を売る出版社は、本気で「本を出そうと考えている人」の味方なのか?

何よりも、その本は、ひとのためになるのか。

 

読む人、書く人、どっちのためでも構わないから、人のためになる本がいい本じゃないかな

きっとそうだと思う。

 

流行り廃りでなく、あなただからこの仕事を任せたんだよと言われるような仕事をしながら生きていたいっすね。

「ライ麦畑でつかまえて」楽しみです。

 

 

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