【楽天が携帯キャリア事業に参入を表明】

楽天はドコモ・KDDI・SoftBankの三社で寡占状態となっている携帯キャリア事業への新規参入を目指すことを発表しました。

総務省から「1.7GHz帯」「3.4GHz帯」の電波の割り当てを受けることを前提に、2019年中のサービス開始を予定しているようです。

 

楽天モバイル

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最近は、格安スマホ(MVNO)業者によるサービスの提供が数多く増えてきました。楽天モバイルもその業者の一つとして、NTTドコモの回線を借りて楽天モバイルを提供。その顧客を増やしています。

僕は回線のプロじゃないので詳しくはわかりませんが、今回、第4の携帯キャリアに名乗りを上げる為には結構なハードルがあるのでしょうね。

engadget日本版
http://japanese.engadget.com/2017/12/13/4-2019/

こちらの記事によると「2025年までに最大で6000億円を投じ、全国に携帯電話の基地局を整備するとされています。」ということですから、資本が無ければとてもじゃないですが参入できませんね。

 

何故、今ごろ?

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どうして今になって参入したのだろう・・・と思い、アメリカの携帯キャリアの月額料金を調べてみると、40ドル~60ドルで話し放題+1ギガ~5ギガのデータ通信量が付いてくるというような値段設定でした。

これらを見比べるとドコモ・KDDI・SoftBankの値段設定とあまり変わらないように感じます。ただ、ここで楽天モバイルが4つ目として参入した場合に、価格やサービス面で大きなインパクトが起きると思うのです。現在の価格は基本料金1980円~ですから、その価格を上げてくることは考えづらいですよね。

 

あれ、Yahooはどうした?

そう考えてくると、Yahooモバイルは参入しないのかな?と考えるわけですが、この疑問は一瞬で解決しました。

楽天の株主の状況
https://corp.rakuten.co.jp/investors/stock/overview.html

合同会社クリムゾングループ 226,419,000 15.81
三木谷 浩史 176,155,800 12.30
三木谷 晴子 132,625,000 9.26

クリムゾングループというのは三木谷さんのご家族が経営する会社。家族で株式の大半を保有しているということです。

 

続いて、Yahooの株主状況を見てみると、、、

https://about.yahoo.co.jp/ir/jp/holder/status.html

ソフトバンクグループインターナショナル(同) 2,071,926,400 36.4%
ALTABA INC.- DAIWA CM SINGAPORE LTD 2,025,923,000 35.6%
SBBM(株) 373,560,900 6.6%

はい、答えが一瞬でわかりましたね。笑

SoftBankが大株主ですから、そこに刃を向ける訳にはいきません。Yahooが携帯キャリアとして参入することはないでしょう。

 

携帯キャリア業界も熾烈な競争が繰り広げられそうですが、毎日使うものだけにお得に使えるようになると嬉しいです。

 

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