家電量販店のエディオンが中古住宅仲介に参入！−いろんなアプローチで囲い込みする不動産業界−

今年９月から兵庫県にある家電量販店のエディオン店内にて不動産仲介サービスを始めるそうだ。

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2015/08/18 日本経済新聞　朝刊

「エディオン、中古住宅仲介に参入、手数料をポイント還元。」

エディオンは中古住宅の売買仲介サービス事業を９月から始める。住宅を売りたい個人を募り、店舗内に設ける専用コーナーで紹介する。購入者には仲介手数料の１０％分をリフォームや家電の購入に使えるポイントとして還元する。家電や住設機器の販売拡大にもつなげる。 　「エディオンハウジング」の名称で始める。まず９月１日に兵庫県の伊丹店に約２００平方メートルの専用コーナーを設ける。１１月からは広島本店（広島市）にも広げる。５年後に仲介やリフォームを含む不動産関連事業で年５０億円の売上高を目指す。伊丹店では当初、大阪府北部や兵庫県東部の２００物件程度を取り扱う予定。２０１８年までに関西や中京地区の大型店を中心に、サービスを提供する店舗を２０店に広げる。

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確かに、家を購入するときには、家電・家具等の購入がつきものですので、このマッチングが上手く行けば、なかなかの規模のビジネスモデルになるであろう。

【家電を買ったついでに、家を買う考えになるのか】

一つ問題なのは家電を買ったついでに、家を買う考えになるのか？というところ。

近年の家電業界は「ショールーミング」が多いと聞くので、来店者は家電を試しにきていることが多いであろう。そういったピンポイントで来場しているお客さんを、どのようにして不動産エリアに誘導するのか？は気になるところです。

それが出来ないのであれば、「不動産を探しにエディオンへ行く」という考えが出来るまで、努力し続けねばならないでしょう。

ライバルが日に日に増える不動産仲介業界、今、我々に求められているものとは？ それを見極め、自分のものとしていく必要があると思います。

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株式会社ケン・トータル・コンサルティング

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