中古マンション価格上昇中【東京23区前年同月比17%UP】

出典:2015/11/25  日本経済新聞 朝刊

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が24日発表した10月の首都圏中古マンションの売却希望価格(70平方メートル換算)は、前月比で14カ月連続で上昇し3197万円となった。上昇率は1・2%だ。前年同月比では12・3%高い。中でも都心部の伸びが顕著で、東京23区では4978万円と前年同月比で17%高い。

(中略)

ただ在庫は増加基調だ。東京23区の10月の在庫数は前月比で9・8%増え、1万827戸だった。2年7カ月ぶりの高水準だ。

14ヶ月連続上昇で去年より12.3%も高い中古マンション市場。すごい勢いです。

当然これらの数値は「売却希望価格」なので、実際の価値を表しているものではないものの、値上がりが続いている市場を見た売主の心理がこの希望価格に反映されているのでしょう。

 

新聞記事によると在庫が増えてきているため、現在を売りどきと見て保有物件を売却する人も増えているということでした。

 

マンション売買の相談を受けると必ず聞かれるのが、「今は買いどきですか?」という質問。そして「このマンションは値下がりませんか?」という質問も問われる頻度の高い質問です。

 

こういった質問に対して私も「オリンピック間近までは都心を中心に値段が上がることが予想されます」というお話をしていましたが、ずばり伝えたいのはこちらです。

 

 

投資とマイホーム購入はべつ!!

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ということ。

投資用という場合、恐らくある程度の資金があるわけですからそれを今使いたいとすれば、その他の投資先と比較して検討すれば良いのです。不動産以外にも投資先はたくさんあります。

比較検討した結果不動産がベストならそれを選べば良いと考えています。

 

続いて、居住用の場合。これはそもそも売る時のことを考えて買うというのが、本来の考え方からズレているのだと僕は思います。

投資物件であるのならば、「高く売ること」「高く貸せること」は重要なことです。しかし、自分が住むならばどうでしょうか?

 

「高く売れること」よりも「自分たち家族が住みやすいこと」の方が大切ではないでしょうか?

 

今は都心に住んでいるが将来は田舎に戻る為、売りやすいマンションを買いたいんだという方もいるでしょう。そうお考えになることも分かります。

けれども、将来のことは誰にもわかりません。けれども暮らすのはあなた自身です。将来のために今の住み心地を犠牲にして売りやすさに注目しすぎるのでは、せっかく家を手に入れてもなんだか不自由ではないでしょうか。

 

自分の家と投資は違います。そして、家族と暮らす時間はお金では買えません。その時間を一番大切なものとして不動産を購入して下さい。

 

 

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