初めての部屋探しのお手伝い【気付けばお客様と共に８時間。笑】

今日はあいにくの雨ですが物件のご案内をしてきました。お客さまは新卒就職に伴うお引越しでした。

これまでのこと、これからのこと、希望と不安の入り交じる中で夢の話をしながら物件を見て回ること５件。その後もファミレスでお話をして、事務所に戻ってさらに相談に乗り。気づけば８時間一緒にいました。笑

普通の不動産屋なら「お前はホントに仕事出来ないな！」って怒られちゃう接客しました。今日はそんなお話です。

物件を見て回るのは初めて

今日は物件を見て回るのは初めてという方でした。新卒や入学など、学生さんの場合、そういうケースも多いです。

そういう方の場合、いつもより多めに物件を見てもらうようにしています。時には「絶対これは無いだろうな」と、私が思った物件でもお客さまが希望すれば見に行きます。

すると「あ、、、やっぱりコレは無いですね。。。」となります。笑

私はプロとして何百件と物件を見て回り、その経験から図面や事前情報である程度予測が出来ますが、初めて内見をする方は、物件に対する想像が出来ないと思います。それを私が「これはダメですよ」と説明するよりも、一度見て経験したほうが絶対に良いです。

お客さまは感性を使って、私は品質を見極める

いい部屋を見つけるためには様々な角度からの評価が関係してきます。そこで大切なことは、見た部屋を忘れずに一戸、一戸を評価して比較することです。

複数の部屋を見ていると、その前に見た部屋がどんなだったか。わからなくなってしまうことがあります。ですから忘れないように書き記し、全てを比較する必要が御座います。

とは言え、どこを比較すれば良いのかわからなくなることもあるでしょう。ですから、品質は私の方でチェックするのです。全１５項目のチェック項目でひと部屋ずつチェックし、その物件の品質を客観的に分析し、他の部屋との比較します。

あとはお部屋との相性もあります。数値で客観的に判断する為の情報は私からご提供するので、お客さまはそれも参考にしながらお部屋との相性を判断して下さい。

そこでの暮らしがイメージできるか？

結局のところ最後はその部屋での暮らしがイメージ出来るか？ということになってきます。

物件探しは「良い物件だな」と思っても、なかなか踏み出せないこともあると思います。

そして不動産屋からは

「早く申込をしないと、他の人に取られちゃうかもしれませんよ！」

「とりあえずキャンセルしていいんで、申込をして下さい！」

と、言われてしまい、また焦ってしまうと思います。

僕はこの「申し込みしないと、他の人に取られちゃいますよ！」という謳い文句が、大嫌いです。笑

確かに「急がなければ２番手になってしまうリスク」もあるのですが、急かして申込を取るという不動産屋にだけはなりたくないのです。ですので、とことん話し合います。

状況を整理し、それに基づいて物件を選択した場合、どんなことが起こるのか？を一緒に考えるのです。

申込をしなければ募集終了になってしまうというのは、取捨選択の結果の一つに過ぎず、それが全てではありません。

私が一緒に考えるので、とことん考えてみましょう！

ということで気付けば８時間

昼１２時に待ち合わせをし、物件をいっぱい見て、話して話して、とことん相談に乗らせて頂き。途中でファミレス休憩して。。。

そして夜８時、ご納得いく物件にお申込みを頂きました！僕も胸を張ってご紹介できる良い物件に出会うことが出来ました。

将来に夢と希望を持って社会に出ていこうとする新社会人のお部屋探しをお手伝いをする中で、改めて自分ももっと謙虚に真面目に仕事に取り組んでいこうと思いました。

↑↑↑上の写真は何時間か前に入れ、忘れられたコーヒー。

一通りの手続きを終了し、このブログを書きながら飲む冷えたコーヒーは一段と美味しかったです。

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