住むことが出来るからこその価値【地球温暖化と資産価格】

今日の日経新聞に地球温暖化と資産価格という記事が掲載されていました。我々は普段、自分の仕事をすることでお客様から対価をいただいていますが、これからの時代は目の前の仕事だけでなく、もっと広い視野で見ていかなければお客様の資産を守って行くことが出来なくなるかもしれません。

 

地球温暖化と資産価格

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2017/08/29  日本経済新聞 朝刊  19ページ  

 日本各地では集中豪雨による水害が増加しているが、地球温暖化がその背景にあると指摘されている。長期的な資産運用には技術や地球環境の傾向的な変化を見込んでおく必要がある。そこで長期的な資産価格の変動を考えてみたい。 地球温暖化は、徐々に海面を上昇させると共に、台風などの低気圧の発達を促すため、大規模な水害を発生させるだろう。世界の多くの主要都市は、大河川や沿岸部に発達しており、洪水に見舞われた地域の不動産価値を下落させる可能性が高い。例えば国土交通省のハザードマップは、東京の荒川と江戸川周辺の広範な地域に水害リスクがあることを示している。
<中略>
温暖化対策のための技術進歩も企業価値や1次産品価格に大きな影響を与える。太陽光や風力発電のコスト低下と電池の性能向上は、化石燃料生産や原子力発電の採算を悪化させ、電気自動車のシェアを大幅に拡大させる可能性がある。 こうした環境変化は、地域間の不動産価格の相対価格を変化させる。また化石燃料や内燃機関に特化した企業の価値を低下させる半面、高性能電池や強力なモーターなどの技術の価値を上昇させるだろう。


8月の連日の雨、今まで見たこともなかったゲリラ豪雨、経験したことの無かった自然災害が身近な所でも起きています。これまでも不動産を購入されるお客様に対してハザードマットの説明やご提供をしていましたが、今までにも増して真剣に説明を聞いて下さる方が増えていることを感じます。

さらに今朝は北朝鮮ミサイル発射の速報も世間を騒がせましたが、そういった今まで予期していなかったリスクまでも降り掛かってくるようになりました。資産としての不動産も、そもそも住むことが出来なければ価値がなくなってしまいます。

自分ではどうしようもないことかもしれませんが、諦めたくはないなと思います。

エネルギー関連の進歩で技術革新が起き、不動産価値に変化が起きるようなプラスの方向にはどんどん進むべきだと思うんですけどね。

 

 

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